2008年04月
2008年04月29日
勝ちにこだわる大人の弊害
前回の続き。
最近の子どもたちは、
勝ち負けを決めることを避けているように感じることがあります
試合をしている子どもに
「今、何対何?どっちが勝ってる?」と、よく聞かれます。
主役の桃太郎が16人のお遊戯会(←本当にあったそうです)…
負けそうになったら、リセットボタンで、なかったことにできるテレビゲーム…
みんなで揃ってゴールインさせたり、全員がリレー選手の運動会…(;´Д`)
テストでは点数で優劣をつけるのに、スポーツではそれをしないのは、変ですよね?
スポーツには勝ち負けがあることを理解して、
勝ったら嬉しい、負けたら悔しいという気持ちが育つ。
子どもが勝ち負けにこだわることは、大切です。
一方で、大人が勝ち負けに強く執着すると色々な面でマイナスに作用します。
「子ども自身がサッカーをしなくなる」
試合で対戦相手に大量点を取られ負けているとします。
下を向いて意気消沈する子どもたち…。
「頑張ってないから、負けるんや!悔しくないんか!」と吠えるコーチ。
そんな場面を見たことはありませんか?
やっている子どもたちが悔しくないわけがありません。
子どもはもう十分頑張ってます(`ε´)
リードされても、どこをどうすれば良いかを考えられる子ども。
強い気持ちとサッカーを楽しむ気持ちをもってプレイできる子ども。
そんな子どもが育って欲しいです
先日の開会式の後の前座試合の観戦中のこと…
大量点で負けているチームの試合を見ながら
「8−0やで。試合になってないやん(笑)」(子ども)
「試合になってない?試合してるやん。
負けてるけど、ボール奪いに走ってるで。
あ、今、勝ってるチームの子、ミスしたやろ?
あの子が頑張って走ったから、ミスしたんちゃう?
サッカーしてるやん」(リーダー)
「…ほんまや。頑張ってるわ…」(子ども)
「負けていると楽しくない。だから「やーめた」と言って
試合をやめてもーたら、相手がサッカーできなくなるやんか。
負けてるからって、もうサッカーをやらへんってのは
フェアじゃない!サッカーしよや!1点取りにいこうや!」
そんな風に、言うようにしてます。
「子どもが上達しない」
大人が勝つことにこだわると、
小学生年代ではどんどん前に蹴るサッカーになります。
外から「前に蹴って〜」「大きく蹴れ〜」と叫ぶコーチ・親たち…
気持ちは分かりますが…
キック力がある選手が大きく蹴って、
前方にいる足の速い選手が追いかけてゴール…。
何の意図がなくても、ゴールはゴール→勝つ=OK。それで良い。良い?(゚Д゚≡゚Д゚)
せっかくドリブルやパスの練習をしても、
試合でいつもただ蹴ってばかりのサッカーでは
子どもは何の技術も磨けません。
全員がうまくなりません。チームメイトも相手チームの選手も。
(キック力と、ロングボールの処理の技術は上がりますが…
…それはそれで必要やけど)
「子どもの成長をサポートできない」
大人が勝ちにこだわり過ぎるチームは、
敗戦後引き揚げるときに、この世が終わるかのような顔をしています。
コーチも子どもも、応援に来てた父母も…
大人が子ども以上に勝敗に動揺してしまう。
大人が子ども以上に敗戦に傷ついてしまう。
子どもは、目の前の勝敗に一喜一憂する。
それが、当り前。
落ち込んでは、また、立ち直る。
できたこと、できなかったことに気づき、次に自分がなすべきことを考える。
大人は目標を整理してあげたり、そのためのサポートしていきましょう。
試合から帰ってきたら
「試合勝った?」と結果を聞くだけでなく
「どうやった?楽しかった?」と聞いてあげてください。
問答ゲームのつもりで、曖昧な答えは許さないように(´∀`)
□■□■□■□■□
長々とスイマセン。
最後まで読んでくださった方々、ありがとうございました。
偉そうに書きましたが、僕自身、改めて心がけたいと思い、書きました。
また、ご意見よろしくお願いします。
最近の子どもたちは、
勝ち負けを決めることを避けているように感じることがあります
試合をしている子どもに
「今、何対何?どっちが勝ってる?」と、よく聞かれます。
主役の桃太郎が16人のお遊戯会(←本当にあったそうです)…
負けそうになったら、リセットボタンで、なかったことにできるテレビゲーム…
みんなで揃ってゴールインさせたり、全員がリレー選手の運動会…(;´Д`)
テストでは点数で優劣をつけるのに、スポーツではそれをしないのは、変ですよね?
スポーツには勝ち負けがあることを理解して、
勝ったら嬉しい、負けたら悔しいという気持ちが育つ。
子どもが勝ち負けにこだわることは、大切です。
一方で、大人が勝ち負けに強く執着すると色々な面でマイナスに作用します。
「子ども自身がサッカーをしなくなる」
試合で対戦相手に大量点を取られ負けているとします。
下を向いて意気消沈する子どもたち…。
「頑張ってないから、負けるんや!悔しくないんか!」と吠えるコーチ。
そんな場面を見たことはありませんか?
やっている子どもたちが悔しくないわけがありません。
子どもはもう十分頑張ってます(`ε´)
リードされても、どこをどうすれば良いかを考えられる子ども。
強い気持ちとサッカーを楽しむ気持ちをもってプレイできる子ども。
そんな子どもが育って欲しいです
先日の開会式の後の前座試合の観戦中のこと…
大量点で負けているチームの試合を見ながら
「8−0やで。試合になってないやん(笑)」(子ども)
「試合になってない?試合してるやん。
負けてるけど、ボール奪いに走ってるで。
あ、今、勝ってるチームの子、ミスしたやろ?
あの子が頑張って走ったから、ミスしたんちゃう?
サッカーしてるやん」(リーダー)
「…ほんまや。頑張ってるわ…」(子ども)
「負けていると楽しくない。だから「やーめた」と言って
試合をやめてもーたら、相手がサッカーできなくなるやんか。
負けてるからって、もうサッカーをやらへんってのは
フェアじゃない!サッカーしよや!1点取りにいこうや!」
そんな風に、言うようにしてます。
「子どもが上達しない」
大人が勝つことにこだわると、
小学生年代ではどんどん前に蹴るサッカーになります。
外から「前に蹴って〜」「大きく蹴れ〜」と叫ぶコーチ・親たち…
気持ちは分かりますが…
キック力がある選手が大きく蹴って、
前方にいる足の速い選手が追いかけてゴール…。
何の意図がなくても、ゴールはゴール→勝つ=OK。それで良い。良い?(゚Д゚≡゚Д゚)
せっかくドリブルやパスの練習をしても、
試合でいつもただ蹴ってばかりのサッカーでは
子どもは何の技術も磨けません。
全員がうまくなりません。チームメイトも相手チームの選手も。
(キック力と、ロングボールの処理の技術は上がりますが…
…それはそれで必要やけど)
「子どもの成長をサポートできない」
大人が勝ちにこだわり過ぎるチームは、
敗戦後引き揚げるときに、この世が終わるかのような顔をしています。
コーチも子どもも、応援に来てた父母も…
大人が子ども以上に勝敗に動揺してしまう。
大人が子ども以上に敗戦に傷ついてしまう。
子どもは、目の前の勝敗に一喜一憂する。
それが、当り前。
落ち込んでは、また、立ち直る。
できたこと、できなかったことに気づき、次に自分がなすべきことを考える。
大人は目標を整理してあげたり、そのためのサポートしていきましょう。
試合から帰ってきたら
「試合勝った?」と結果を聞くだけでなく
「どうやった?楽しかった?」と聞いてあげてください。
問答ゲームのつもりで、曖昧な答えは許さないように(´∀`)
□■□■□■□■□
長々とスイマセン。
最後まで読んでくださった方々、ありがとうございました。
偉そうに書きましたが、僕自身、改めて心がけたいと思い、書きました。
また、ご意見よろしくお願いします。
2008年04月27日
初試合報告
大阪市連盟春季リーグ
Fグループ(住之江キッズ、シューダイ、長原FC、加美南FC、大阪住吉FC、PCFC)
第一試合:vs長原FC2−3(負け)
前半、4年生コンビのゴールで先制するも、
後半に強烈なロングシュート2本決められ敗戦。
後半は体格の良い相手チームの選手に苦労していましたが、
みんなであきらめずに走り続けていました。
第二試合:vs加美南FC4−1(勝ち)
後半は相手チームの疲れも見え、
こちらも楽な展開にお付き合い…?
最後までこだわって、やって欲しかったな〜
リーグ上位2チーム(計16チーム+招待16チーム=32チーム)は
8月23、24日に開催される
OSAKA CITY CUP(大阪シティカップ)に出場できます。
上位目指して頑張りましょう!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
試合前、体格の大きな相手チームの選手を見て
「大きいなぁ」とビビる?子どもたち…(((( ;゚д゚)))
そこで…
オランダ人の平均身長の話をしました。
「何の話!?」と思われるかもしれませんが…
サッカーはご存じのように
世界中でプレイされています。
夏のオリンピックでも日本は予選でオランダと対戦します。
手を伸ばして
「オランダ人の平均身長ってここやねん。184センチ」
背伸びしながら
「日本人は平均171センチ」
背伸びをやめて
「リーダー164センチ。マラドーナと一緒」
「大きい選手見てビビるんやったらサッカーやめた方がいい」
「身長、全く関係ないスポーツやればいい。ゴルフとかビリヤードとか将棋とか」
「でも、チビっこも、デカイ選手もみんなできるから世界中で流行ってる」
「それがオモロイ!」
「デカイのは有利、足が速いのは得」
「でも、それは絶対じゃない。それだけじゃない」
「足が速い奴は、寝てても速い。デカイ奴は寝ててもデカイ」
「んじゃ、何すんねん。練習してるやん」
意識して熱く話していると、みるみるうちに変わる子どもたちの表情(☆゚∀゚)
見て欲しかった〜
みんな試合楽しんでました!
その一言につきるかなーって感じです。
「楽しいってラクって意味じゃない」
前から言ってたことですが、4年生以上なら分かってるはず。
練習してできることを増やせば、もっと楽しくなると思います。
「すべての練習は試合のため(≠勝つため)」
子どもたちは、勝ち負けにこだわります。それは自然で素晴らしいコト。
でも大人は勝ち負けに主眼を置きすぎないように。
子どもたちの感情に共感してあげることは良いことです。
負けた子どもたちが「悔しい」と言って泣けば
「そうだね。悔しかったね」と共感してあげるべきです。
けれど、子どもの感情に親まで同化してしまってはいけません。
そのへんのコトは、また次回書きます。
Fグループ(住之江キッズ、シューダイ、長原FC、加美南FC、大阪住吉FC、PCFC)
第一試合:vs長原FC2−3(負け)
前半、4年生コンビのゴールで先制するも、
後半に強烈なロングシュート2本決められ敗戦。
後半は体格の良い相手チームの選手に苦労していましたが、
みんなであきらめずに走り続けていました。
第二試合:vs加美南FC4−1(勝ち)
後半は相手チームの疲れも見え、
こちらも楽な展開にお付き合い…?
最後までこだわって、やって欲しかったな〜
リーグ上位2チーム(計16チーム+招待16チーム=32チーム)は
8月23、24日に開催される
OSAKA CITY CUP(大阪シティカップ)に出場できます。
上位目指して頑張りましょう!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
試合前、体格の大きな相手チームの選手を見て
「大きいなぁ」とビビる?子どもたち…(((( ;゚д゚)))
そこで…
オランダ人の平均身長の話をしました。
「何の話!?」と思われるかもしれませんが…
サッカーはご存じのように
世界中でプレイされています。
夏のオリンピックでも日本は予選でオランダと対戦します。
手を伸ばして
「オランダ人の平均身長ってここやねん。184センチ」
背伸びしながら
「日本人は平均171センチ」
背伸びをやめて
「リーダー164センチ。マラドーナと一緒」
「大きい選手見てビビるんやったらサッカーやめた方がいい」
「身長、全く関係ないスポーツやればいい。ゴルフとかビリヤードとか将棋とか」
「でも、チビっこも、デカイ選手もみんなできるから世界中で流行ってる」
「それがオモロイ!」
「デカイのは有利、足が速いのは得」
「でも、それは絶対じゃない。それだけじゃない」
「足が速い奴は、寝てても速い。デカイ奴は寝ててもデカイ」
「んじゃ、何すんねん。練習してるやん」
意識して熱く話していると、みるみるうちに変わる子どもたちの表情(☆゚∀゚)
見て欲しかった〜
みんな試合楽しんでました!
その一言につきるかなーって感じです。
「楽しいってラクって意味じゃない」
前から言ってたことですが、4年生以上なら分かってるはず。
練習してできることを増やせば、もっと楽しくなると思います。
「すべての練習は試合のため(≠勝つため)」
子どもたちは、勝ち負けにこだわります。それは自然で素晴らしいコト。
でも大人は勝ち負けに主眼を置きすぎないように。
子どもたちの感情に共感してあげることは良いことです。
負けた子どもたちが「悔しい」と言って泣けば
「そうだね。悔しかったね」と共感してあげるべきです。
けれど、子どもの感情に親まで同化してしまってはいけません。
そのへんのコトは、また次回書きます。
2008年04月25日
2008年04月22日
ひとりごと(20日に思ったこと)
今日も朝から良い天気ですねー。
PCFCの活動日は、雨が降らないという奇跡がいつまで続くのか…
明日も晴れますように!
このブログの存在は、明日(23日)の練習で告知します!
つまり…今の所、完全なひとりごと…。
連絡網に使っている携帯サイトに日記を書いていますが
残念ながら、閲覧少なくて…。
20日の開会式後の試合観戦、前半は暑さのせいもあって、
子どもたちは、集中して見てませんでしたね。
後半は、涼しくなってきたので、まだましでしたが…
試合を見ることは、すごく自分のサッカーのためになると思います。
ニュースでは凄いプレーや得点シーンしか放送されません。
サッカーは、それ以外のプレーが9割。
サッカーってそんなもん。
それを、知って欲しくて、試合見て欲しいんです。
それと、サッカー馬鹿みたいに好きな大人が
こんなにいるんや〜!ってことも知って欲しいですね。
サッカーをしてた人も、やったことない人も、
こんなに夢中になれるんやー!って。
それ以上に気になったのが、みんなの食事面。
昼食を取った後、すぐに買い食い。(みんなじゃないけど)
アイス(フローズン?)、ポテトチップス等々…
僕は試合観戦から参加のメンバーを迎えに行き
席を外していて、話をするタイミングを失ってしまいました(反省…)
みんなで試合観戦!
遠足気分になるのも、分かります。
暑いからアイス食べたくなるのも、分かります。
でも、もう少し、
自分のカラダに興味を持って、
自分のカラダを大切にできるようになって欲しいと思いました。
コーラ<お茶、ポテチ<おにぎり
みんな分かってるんちゃうかなー?
プロじゃあるまいし、小学生やし…
でも、みんなもサッカー選手やとリーダーは思ってるんやけどなー
禁止はしないけど〜(´▽`)
PCFCの活動日は、雨が降らないという奇跡がいつまで続くのか…
明日も晴れますように!
このブログの存在は、明日(23日)の練習で告知します!
つまり…今の所、完全なひとりごと…。
連絡網に使っている携帯サイトに日記を書いていますが
残念ながら、閲覧少なくて…。
20日の開会式後の試合観戦、前半は暑さのせいもあって、
子どもたちは、集中して見てませんでしたね。
後半は、涼しくなってきたので、まだましでしたが…
試合を見ることは、すごく自分のサッカーのためになると思います。
ニュースでは凄いプレーや得点シーンしか放送されません。
サッカーは、それ以外のプレーが9割。
サッカーってそんなもん。
それを、知って欲しくて、試合見て欲しいんです。
それと、サッカー馬鹿みたいに好きな大人が
こんなにいるんや〜!ってことも知って欲しいですね。
サッカーをしてた人も、やったことない人も、
こんなに夢中になれるんやー!って。
それ以上に気になったのが、みんなの食事面。
昼食を取った後、すぐに買い食い。(みんなじゃないけど)
アイス(フローズン?)、ポテトチップス等々…
僕は試合観戦から参加のメンバーを迎えに行き
席を外していて、話をするタイミングを失ってしまいました(反省…)
みんなで試合観戦!
遠足気分になるのも、分かります。
暑いからアイス食べたくなるのも、分かります。
でも、もう少し、
自分のカラダに興味を持って、
自分のカラダを大切にできるようになって欲しいと思いました。
コーラ<お茶、ポテチ<おにぎり
みんな分かってるんちゃうかなー?
プロじゃあるまいし、小学生やし…
でも、みんなもサッカー選手やとリーダーは思ってるんやけどなー
禁止はしないけど〜(´▽`)