2014年07月28日

感謝の力

今日は急な練習予定でしたが
参加ありがとうございました。

【感謝】です。

☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;

初めて自分の意思で見た
オリンピックの金メダル獲得シーンは
この方の試合でした。

確か、父と予選から見ていました。

「足、痛そうやな」
「厳しいなぁ」

そんな感じで話していたのを
何となく覚えています。

だからこそ、
勝った時の驚きは
忘れられません。




【感謝の力】

オリンピック選手になった方でも
負けて初めて気付いたそうです。

小学生には難しいかな、とは思いますが


この【感謝の力】があったから
金メダルを獲れたのだという言葉は
大きいです。



致知2014.08月
……………………………………………………
男子柔道71キロ級の
日本代表として送り出された、
1988年のソウルオリンピックのこと。

20歳にして初の五輪切符を手にした私は、
優勝候補と目されていたのですが、
蓋を開けてみれば3回戦でまさかの敗退。

あまりの悔しさにただ呆然として
試合会場を後にしました。

日本に帰国すると、私を取り巻く環境が
驚くほど一変していました。

成田空港から出発するまでは
マスコミで散々取り上げられ、
「頑張れ頑張れ」と声援を受けていた私が
一転して誹謗中傷の的となったのです。

「古賀は世界で通用しない」
「あいつの柔道はもう終わった」

など、なぜそんなことを
言われなければいけないのかと
ただただ憤慨するばかりでした。

そして気づけば、私の周りからは
潮が引くように誰もいなくなったのです。

自分はオリンピックの大舞台で負けて
悔しい思いをしているのに、
なぜそのことを誰も
理解しようとしてくれないのか。

もう人間なんて誰も信用できない――。

この時、私は人間不信になっても
おかしくないくらいに
激しく気持ちが落ち込み、
とにかく人目につくのが怖くて、
自分の部屋に閉じこもりました。

そんなある日のこと、
何気なくつけていたテレビの画面に、
オリンピックの総集編が流れ始めました。

番組では華々しく活躍する
選手たちの映像とともに、
惨敗だった日本柔道の特集も組まれており、
3回戦で敗退した私の試合も映し出されます

ところが次の瞬間、
画面に釘づけになりました。

なぜなら私が試合に負けた直後、
カメラが観客席で応援していた
両親を映したからです。

おもむろに立ち上がった両親は
試合会場を背にすると、
日本から応援に
駆けつけてくれていた人たちに向かって、
期待に応えられなかった私の代わりに
深々と頭を下げていました。

もちろん、私にとって初めて見る光景です。

中学で親元を離れてひたすら柔道に打ち込み
ほとんど顔を合わせることがなかっただけに
久しぶりに見た両親が謝っている姿に
私は大きなショックを受けました。

心の変化はそれにとどまりません。
いまの自分が無性に
恥ずかしく思えてきたのです。

それまでは、

「おれが練習して、おれが強くなって、
 おれがオリンピックに行って、
 おれが負けて、おれが一番悔しいんだ」

と思っていました。

ところが両親の姿を見ているうちに、
闘っていたのは自分一人ではなかったことに
気づかせてもらったのです。

すると驚いたことに次々と私をサポート、
応援してくれた人たちの顔が
浮かんできました。

例えばオリンピックに向けて
練習相手になってくれた仲間がいました。

彼らは自分たちが試合に出られないのに、
私のために何度も受け身を取ってくれました

しかし
当時の自分はそれが当たり前のこととしか
受け止められませんでした。

また、たくさんの方からの声援や
心のこもったお手紙を何通も頂戴しましたが
応援されることが
当たり前と思える自分がいました。

ところがこうして少しずつ
周りが見えてきたことで、
自分の後ろにはこんなにも
たくさんの人たちが一緒に闘ってくれている
だから安心して闘っていいのだと
思えるようになったのです。

そしてこれを機に
それまでの自分が嘘のように
前向きになることができました。

もう両親に頭を下げさせてはいけない。

そして自分をサポート
応援してくれた人たちにも
絶対喜んでもらいたい。

そのためにはオリンピックで負けたのだから
次のオリンピックで
金メダルを取って恩返ししよう――。

この時に抱いたこの思いこそが、
4年後のバルセロナオリンピックにおいて
怪我で苦しみながらも
金メダルを獲得することができた
大きな原動力になったのです。
maruhashikouta at 21:03│Comments(0)TrackBack(0) ひとりごと 

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